カウンセラーの副業は稼げる？収入の相場や始め方を徹底解説

「カウンセラーとして働きたいけど、本業が忙しい…」
「カウンセラーって副業でできないのかな？」

上記のように悩んでいませんか？

本記事では、カウンセラーの副業の種類や収入相場、始め方などを徹底解説します。

記事の後半部分では、カウンセラーより稼ぎやすい副業も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

結論から言うと、実績がない方がいきなりカウンセラーで稼ぐのは難しいです。

カウンセラーの副業で稼ぎたい方は、まずは資格を取得してから、カウンセラーの仕事を無料で受けて実績を作ることをおすすめします。

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カウンセラーの副業とは？種類を紹介

まずは、カウンセラーの副業の種類から見ていきましょう。

カウンセラーの副業の種類は、以下の5つです。

臨床心理士

臨床心理士は、日本臨床心理士資格認定協会によって認定される専門家で、心の健康に関する知識や技術を持ち、心の問題に対処するスキルを持っています。

臨床心理士は、民間の中でも非常に高い認知度と信頼性を持っており、全国の小中学校のスクールカウンセラーとしても多くの臨床心理士が活躍しています。

臨床心理士は、臨床心理の評価、面接、そして地域での心理的支援などの専門業務を担当し、さらにこれらの分野に関する研究や調査も積極的に行っています。

臨床心理士を取得するためには、指定された大学院を修了し、その後に筆記試験や面接試験に合格する必要があります。

そして、資格を取得した後も、5年ごとに資格の更新認定を受けることが求められています。

産業カウンセラー

産業カウンセラーは、日本産業カウンセラー協会によって認定される資格で、働く人々の問題解決をサポートする専門家としての資質を持っていることを示すものです。

産業カウンセラーは、働く人々がストレスによって心の健康を損なわないように相談に応じ、予防策を提案します。

また、キャリアや人間関係に関するアドバイスも行い、より良い職場環境の構築に貢献します。

職場の環境や課題は常に変化するため、社会の動向をキャッチし、働く人々の悩みに柔軟に対応することが重要です。

産業カウンセラーの資格を取得するためには、一定の基準を満たした上で、学科試験と実技試験を受験する必要があります。

スクールカウンセラー

スクールカウンセラーは、子どもたちの心の悩みや人間関係、将来や進路に関する相談を受け付け、心のケアを提供して精神的な負担を軽減します。

また、教員や保護者との連携が必要な場合もあります。

特別な資格はスクールカウンセラーとして必須ではありませんが、臨床心理士や精神科医がスクールカウンセラーとして活躍するケースが一般的です。

スクールカウンセラーは、小学校から中学校、高校といった教育機関で主に働いており、子どもたちの心の健康をサポートしています。

メンタル士心理カウンセラー

メンタル心理インストラクター®は、日本インストラクター技術協会（JIA）によって認定される民間資格です。

メンタル心理インストラクター®を取得することで、心理学やカウンセリングの専門知識だけでなく、医療に関する幅広い知識を身につけることができます。

家族との関係やサポート方法、社会復帰のための生活改善方法などに関する豊富な知識を持つことが、この資格の取得条件となっています。

メンタル心理インストラクター®は、通信講座を通じて必要な知識やスキルを学ぶことができ、在宅での受験も可能です。

チャイルド心理カウンセラー

チャイルド心理カウンセラーは、日本メディカル心理セラピー協会（JAAMP）が認定する資格です。

子どもの心の健康と発達に深い理解を持ち、子どもの悩みや問題に対するカウンセリング能力と知識を持つ専門家に与えられます。

チャイルド心理カウンセラーの取得には、通信講座を利用して必要な知識やスキルを学び、自宅での受験が可能です。

カウンセラー副業の収入相場

カウンセラー副業の収入相場は、雇用形態や資格の有無によって大きく変わります。

具体的には、以下の見出しで解説します。

雇用形態によって大きく変わる

カウンセラーの仕事は正規雇用ではなく、以下のような雇用形態が多いです。

企業や学校、病院などでカウンセラーとして勤務する場合、時給の相場は3,000円～5,000円です。

1日の勤務で大体6時間であるため、もし時給3,000円であれば、日給は18,000円となります。

日給ベースで見ると高いですが、カウンセラーの働き方は週2回や単発などのスポットが多いです。

そのため、時給3,000円・5,000円のそれぞれ週1回・週2回働いた場合の月収で想定してみます。

上記の表を確認すると、特に時給5000円は少ない時間で多く稼げるように感じますが、社会保険料が自己負担であるという点に注意が必要です。

社会保険料（年金＋健康保険料）は、最低でも合計3～4万円はかかります。

特に月収24万円だと5万円ほどは引かれることが多いため、実質の手取りは19万円となります。

また、そこから所得税や住民税も払う必要があり、さらに交通費などは実費です。

そして、ボーナスもありません。

このような条件を考えると、副業カウンセラーの収入は高いとは言えないでしょう。

そのため、稼ぐことが目的であれば「スマホ副業」の記事で紹介している仕事をおすすめします。

スマホ副業の中でも、副業研究所が特に推奨しているのは、スキマ時間に簡単に稼げる下記の副業です。

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資格の有無で時給が変わる

カウンセラーの副業の収入は、大きく以下2つの要素によって決まります。

資格を持っていたり経験が豊富な場合は、持っていない場合に比べて、高単価の案件を受注しやすくなります。

具体的な時給相場は以下の通りです。

上記はあくまで目安であり、案件内容や場所、カウンセラーのスキルなどによって、大きく変動します。

カウンセラーの副業で役立つ資格

カウンセラーの副業で役立つ資格は、以下の通りです。

それぞれ解説します。

公認心理士（国家資格）

カウンセラーの国家資格として、最もポピュラーなものは「公認心理士」です。

取得の条件は下のようになっています。

仮に、大卒でない場合は、単純計算で「大学の4年＋大学院の1年～2年」が必要ということです。

認定心理士（公的資格）

出典：放送大学

認定心理士は、公認心理士に次いで公的なカウンセラー資格です。

公益社団法人・日本心理学会が認定しているため、国家資格と民間資格の中間である「公的資格」となります。

4年制大学で所定の単位を取得し、学会に申請を行えば取得できます。

大学院の履修や実務経験が不要である分、公認心理士より簡単です。

認定心理士は通信制大学でも取得できるため、社会人として働きながら取得する人も多くいます。

臨床心理士（民間資格）

カウンセラーの民間資格は多くありますが、その中で最高レベルのものが「臨床心理士」です。

「公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会」が認定しており、公的資格ではないものの、公的資格に近い民間資格として認知されています。

受験資格に大学院や専門職大学院の修了が必要ということで、人によっては認定心理士よりもハードルが上がります。

ここまで紹介した公認心理士・認定心理士・臨床心理士は、取得しておくとカウンセラーとして多くの求人で有利になる「三大資格」というべきものです。

その他の資格

出典：たのまな

ここまで紹介した以外でも、カウンセラーの資格は多数あります。

「国家資格・公的資格」と「民間資格」に分けて紹介します。

国家資格・公的資格

国家資格や公的資格では、以下2つがあります。

精神保健福祉士は、簡単にいうと精神障害者の方々の支援を行う資格です。

一般的なカウンセラーのお仕事とは少し離れているため、公認心理士の方が中心とされます。

ただ、精神に関わることは同じであり、職場によっては精神保健福祉士がカウンセラーとして重宝される可能性もあります。

社会福祉士は、高齢者・障害者・虐待されている子ども・低所得者など、あらゆる人の支援を行う仕事です。

社会福祉士も心理的なお仕事からは離れますが、たとえば彼らの生活再建も含めたカウンセリングを行うという点では、公認心理士よりも重要な資格です。

そのため、職場によってはカウンセラーとして優遇されます。

その他の民間資格

カウンセラーの民間資格では以下のようなものがあります。

2カ月などの短期間の通信教育で取得できるものも多いため、これらもチェックしてみるといいでしょう。

何にしても、資格を新たに取得する労力や、取得しても報酬が安定するわけでないことを考えると、カウンセラーは「美味しい」仕事ではありません。

副業に収入を求めているのであれば、より稼ぎやすい副業をすることをおすすめします。

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カウンセラー副業の始め方

カウンセラー副業を始める際は、以下の方法で仕事を獲得しましょう。

それぞれの方法を詳しく解説します。

求人情報を探す

カウンセラー副業を始める場合、クリニックや企業の求人情報を探す方法があります。

アルバイト、パート、契約社員、業務委託など、多様な雇用形態が存在するため、自分のライフスタイルに合わせて求人情報を探しましょう。

多くの職場では、臨床心理士や公認心理士などの資格を求められる場合が多いため、資格を持っていると有利になります。

友人や知り合いから紹介してもらう

カウンセラーの副業を始める方法として、友人や知り合いから紹介してもらうという方法があります。

友人や知人は、あなたの人柄や魅力をよく知っているので、信頼関係に基づいて紹介を受けることができます。

また、口コミ効果も期待できます。

友人や知り合いに紹介してもらうためには、以下の点に注意しましょう。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングを活用して、カウンセリングの仕事を受注することもできます。

クラウドソーシングには、ココナラやランサーズ、クラウドワークスなど、さまざまなプラットフォームがあります。

クラウドソーシングを利用するメリット・デメリットは、以下の通りです。

クラウドソーシングを利用してカウンセリングの仕事を受注するには、以下の点を意識しましょう。

SNS・ブログを活用して集客する

SNSやブログを活用して、集客することもできます。

SNSやブログで発信することで、心理カウンセラーとしての認知度を高めることができます。

また、ブログ記事などを通して、有益な情報を発信することで、潜在顧客の信頼を得ることができます。

SNSやブログで集客するには、以下の点を意識しましょう。

カウンセラーの副業を始める際の注意点

カウンセラーの副業を始める際は、以下3つの点に注意しましょう。

求人案件は倍率が高く単発の仕事も多い

カウンセラーの副業を探す際は、求人案件の数が多いことが特徴です。

しかし、一方で倍率が高くなることも珍しくありません。

このような状況下での競争は激しく、自分に合った仕事を見つけるのが難しく感じることもあるでしょう。

また、クライアントのニーズに応じて柔軟に働ける柔軟性が求められるので、単発の仕事や短期間の案件が多いです。

そのため、長期的な安定収入を求める場合は、カウンセラーの副業1本で稼ぐのは難しい点も理解しておきましょう。

カウンセラーとしての知識を身につけてから始める

カウンセラーとしての基本的な知識やスキルをしっかりと身につけた上で、副業を始めることは非常に重要です。

専門的な知識や技術が不足している状態での副業は、クライアントに対するサービスの質が低下し、信頼を失うリスクが高まります。

このようなリスクを避けるためには、専門のカウンセリングスキルや理論、倫理的な考え方をしっかりと習得し、実務経験を積むことが必要です。

その上で、自分のスキルセットや経験を活かして副業をスタートさせることで、より高い品質のサービスを提供し、クライアントの信頼を勝ち取ることができるでしょう。

収益を得た際は確定申告を行う

年間で20万円以上の所得がある場合は、確定申告を行う必要があります。

この手続きにより、適切な所得税を納めることが求められます。

特に副業をしている方は、確定申告を忘れがちになることがあるため、注意が必要です。

確定申告を怠ると、滞納税の発生や国税局からの調査など、さまざまな問題が生じる可能性があります。

申告を怠ることは避けるべきですので、収益や支出に関する記録をしっかりと取り、翌年の2〜3月に確定申告を実施するように心がけましょう。

カウンセラーより稼ぎやすい3つの副業

カウンセラーの副業は時給だけで見ると高めに設定されていますが、単発や月に数回などの募集が多いので、月間で大きく稼ぐのは難しいです。

そこで、ここではカウンセラーより稼ぎやすい副業を3つ紹介します。

カウンセラーは、自分のポジションを確立するためにかなりの労力を必要とする副業です。

また、カウンセラーとして運良く仕事にありつけても、無資格の方は低単価で苦しむリスクもあります。

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ただし、20歳以上かつ銀行口座を開設していないと始められません。

そのため、条件を満たしている人限定の副業です。

LINEで簡単に始められるので、以下のボタンからアイコンに登録しましょう。

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カウンセラーの副業｜Q&A

カウンセラーの副業に関するQ&Aは、以下の通りです。

それぞれ回答します。

カウンセラーにはどんな種類がある？

カウンセラーには以下のような種類があります。

上記の他にも多種多様な副業があるので、仕事内容から自分に合ったものを選びましょう。

カウンセラーの副業が向いている人の特徴は？

カウンセラーの副業は、以下のような人におすすめです。

カウンセラーの仕事は、クライアントの話をじっくりと聞き、共感しながら問題解決をサポートしていくものです。

そのため、人の話を聞くのが好きで、共感力が高いことが重要です。

また、クライアントの状況に合わせて適切なアドバイスをするために、問題解決能力やコミュニケーション能力も必要となります。

さらに、新しい知識やスキルを学び続ける向上心も大切です。

カウンセリングの分野は日々進歩しており、最新の知識やスキルを身につけることで、より質の高いサービスを提供することができます。

そして、カウンセラーの副業は、本業とは異なる時間帯に行うことが多いため、時間管理能力やセルフマネジメント能力も重要となります。

無資格でもカウンセラーの副業で稼げる？

無資格でもカウンセラーの副業で稼ぐことは可能です。

ただし、資格を持っているカウンセラーに比べて、選べる仕事や収入は限られてくるでしょう。

無資格でカウンセラーの副業を始める場合、以下の点に注意する必要があります。

カウンセリングに関する知識やスキルは、独学で学ぶこともできますが、通信講座やセミナーを受講するのも有効です。

また、信頼できるクライアントを獲得するためには、実績を積み重ねたり、積極的に自己PRしたりすることが重要です。

さらに、無資格の場合は、資格を持っているカウンセラーよりも低価格でサービスを提供する必要があることを念頭に置いておく必要があります。

カウンセラーの副業で在宅でできるものはある？

カウンセラーの副業には、在宅でできるものもあります。

例えば、以下のような仕事が挙げられます。

オンラインカウンセリングは、近年特に人気が高まっている副業です。

専用のプラットフォームを利用すれば、場所や時間に縛られずにクライアントとやり取りすることができます。

チャットカウンセリングやメールカウンセリングは、文章でのやり取りなので、クライアントの顔が見えないというデメリットがありますが、時間や場所に縛られずに相談できるというメリットがあります。

電話カウンセリングは、クライアントの顔を見ながら話せるというメリットがありますが、場所や時間に縛られるというデメリットがあります。

在宅でできるカウンセラーの副業は、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

カウンセラーの副業はどのくらい稼げる？

カウンセラー副業の相場は時給2,000円～5,000円ほどで、月給にすると20万円前後です。

カウンセラーの副業は仕事量が少なく、単発や週1回といったスポットでの働き方が中心となるので、時給に対して稼げる額が少ないです。

そのため、ガッツリ稼ぎたいと考えている方は、スマホ1台で取り組めるスマホdeマネーがおすすめです。

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【まとめ】カウンセラーの副業は稼げる？

本記事では、カウンセラーの副業の種類や収入相場、始め方などを解説しました。

副業としてカウンセラーを始めることは実質的に可能です。

しかし、安定してカウンセラーとして稼ぐのはそう簡単ではありません。

仮に、今すぐにお金を稼ぎたいのであれば、スマホ1台でできるスマホdeマネーがおすすめです。

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