副業を始めようと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。副業をすることで得られるメリットはたくさんありますが、反対に気を付けなければならないこともあります。
そもそも、副業とはどのようなものなのでしょうか。
今回は、副業の定義について紹介するとともに、副業をする際のポイントについても紹介します。また、副業とに似たものの中に「複業」「兼業」というものもあります。
これらも聞いたことがあるワードではありますが、実際に違いがあることを知っている人は少ないのではないでしょうか。
ということで、副業がどういうものなのかということを具体的に紹介していきます。
- 副業の定義
- 副業と複業、兼業の違い
- 副業をするメリット
- 副業をするデメリット
- おすすめの副業
副業をしたいけれど、やったことがないのでどのようなものかわからないという人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
副業の定義とは?
まず、副業の定義とはどのようなものでしょうか。副業という言葉は知っていても、実際にどのようなものなのかきちんと説明できるかというと、なかなか難しいものです。
副業は実は明確な定義があるわけではなく、「本職とは別に収入を得ている仕事」のことを指します。
副業といっても様々な種類があり、パートやアルバイトだけではなく、在宅でのビジネスや日雇い労働、内職など様々です。
ただ、副業は誰にでもできるというわけではなく、例えば公務員などは基本的に副業を禁止されていることもあるので、注意しなければなりません。
しかも公務員の場合は法律で副業が禁止されています。副業を始める場合にはまず、自分の勤めている会社の規則を確認しておくことが大切です。
副業と複業・兼業との違い
副業という言葉に近いものとして、近年では「複業」「兼業」という言葉が良く聞かれます。これらにはどのような違いがあるのでしょうか。
まず「複業」というのは、その名の通り複数の職業についている状態のことを指します。
副業というのは、本業よりも責任などが軽い別の仕事を持っていることを指しますが、「複業」の場合は本業と同等の責任の伴う仕事を複数持っている状態のことです。
副業はアルバイトなどが多いのですぐに辞めてもさほどとがめられることはありませんが、複業の場合はそうもいきません。
本業と同じ程度の責任が伴うので、簡単に辞めることは難しいものです。
また、兼業というのは本業のほかに事業を営んでいる場合に使う言葉です。
会社に勤めながら自分で事業を経営している場合には、兼業といいます。
副業に当たる事業
一口に副業といっても、該当する事業とそうでないものがあります。副業に該当するものとは、どのようなものなのでしょうか。
副業に当たる事業としては、先ほど紹介したようにアルバイトやパート、在宅ビジネス、日雇いの労働、内職などがあります。
ただ、会社で禁止される事業もあるので、気をつけなければなりません。
転売業やアフィリエイト、ハンドメイド作品などについては怪しいところではありますが、本業の利益に支障を与えるものではないので、副業として禁止される可能性は低いです。
ただ、副業に当たらないものもあるので、そちらもチェックしておいてください。
・アルバイト・パートなどの非正規雇用
・日雇い労働
・在宅ワーク
・内職
・転売
・アフィリエイト
副業に当たらない事業
基本的に収入の形態を見たときに、事業所得や給与収入とされるものが副業に当たります。また、本業の収入と同等の時間や手間をかけて行っている事業は、厳密には「兼業」という形になります。
また、本来無償で行うボランティアでも、交通費や謝礼金などを受け取る有償ボランティアというものもあります。
これらは先に述べた事業所得や給与所得とは異なるので、副業には該当しません。また、投資も給与所得などには該当しないので、副業の枠組みには入りません。
ただし副業でなくても、一年に20万円以上の利益がある場合には確定申告が必要なので、会社に知られる可能性はあります。
・有償ボランティア
・投資
副業をするメリット
副業をする上では、様々なメリットがあります。本職以外にも収入源となるものが増えることによって、生活に余裕が出るなど、良いことはたくさんあります。
他にもたくさんのメリットがあるので、ここからは副業をすることで得られる利点について紹介していきます。
副業をしようかどうしようか悩んでいるという人は、ぜひチェックしてみてください。
基本的には収入面でのメリットが大きいので、今の生活では少し苦しいと感じた時などには、副業も視野に入れてみると良いでしょう。
ただその際には、自分の本業の勤務先が副業を許可しているのかどうかということをまずは考える必要があります。禁止していた場合、知られてしまうと厄介なことになってしまいます。
収入源を増やせる
まず、副業をすることの最大のメリットとも言えるのが、収入が増えるということです。いつも行っている本業の他にもう一つ収入源が増えるわけですから、当然もらえる額がぐっと上がります。
自分の時間を代償にする必要はありますが、普段時間を持て余しているというような場合には、副業を始めてみると良いでしょう。
副業と行っても現在では、外に出向かなくても自宅で完結するものも多いので、自分の働きやすいスタイルを見つけると良いでしょう。
また、アルバイトやパートなどでは土日だけの人手を探しているところも多いので、そのような仕事を探してみるのも良いでしょう。
平日は本業をして、休日に副業で稼ぐ、というのも効率的に収入を得られるのでおすすめです。
スキルがつく
一つの仕事だけをしていると、その仕事に関連したスキルを得ることはできますが、他のジャンルのスキルを伸ばすことはできません。
しかし副業をやっていると、複数の仕事の経験値を積むことができるので、様々な行動に活かせるようになります。
副業で得た知識や経験を本業で生かすということもできますし、夢に役立つスキルを得ることができる仕事を副業として選ぶことも可能です。
なりたい自分になるためのスキルアップとして副業を始めることは、モチベーションのアップにもつながります。
二足のわらじを履くことはもちろん大変なこともありますが、その分得られるものも大きいので検討してみると良いでしょう。
リスクが少ない
このご時世、いつ何が起こるかわからないのが怖いところです。順調そうに見えたている企業でも、突然倒産してしまうこともあります。
一つの会社に長く勤めることも大切ですが、一つの企業に従事していると、その会社に何かがあったときに潰しが効きません。収入が減ってしまうと生活も苦しくなってしまいます。
その点、副業を行っていれば、収入が減るリスクを大きく軽減させることができます。片方の企業の景気が悪化して給与が下がってしまっても、もうひとつの事業の方で安定的な収入が得られていれば、打撃は少ないです。
収入などのリスクを軽減できるという点は、副業を行う上での大きなメリットと言えるので、ぜひ活用してみてください。
安全な副業の記事でリスクの少ない副業について詳しく解説しています!
副業をするデメリット・リスク
ここまで副業をすることについてのメリットについて紹介してきました。本業以外に別の仕事を持つことで、収入を安定的に得られるようになったり、さらなるスキルアップに役立ったりと、様々な利益を得ることができます。
ただ、本業の他に仕事を持つということは、良いことばかりではありません。収入面では安定するかもしれませんが、体は一つしかないのでどうしても負担がかかってしまうこともあります。
ということでここからは、副業をすることのデメリットについて紹介していきます。副業をしようと考えている人は、メリットばかりに目を向けずに、リスクもあるのだということをしっかりと把握しておくことようにしてください。
体力面や精神面の負担が増える
仕事を複数持つということは、例えば自分がロボットであれば収入がどんどん増えるだけなので嬉しいことしかありません。
しかし生身の人間が複数の仕事を行う場合、気をつけなければならないのが体力や精神力への負担です。
例えば朝から夕方まで本業をして、夜に副業を行うとなると、睡眠時間や自由になる時間の確保が難しくなります。
体の疲れも2倍になるので、十分な睡眠時間が取れないとその疲れも癒すことができず、どんどん体に蓄積してしまいます。
忙しさや時間のなさによって心に余裕がなくなると、精神的な負担も増えて大きなストレスを抱えてしまうこともあるでしょう。
副業が融通のきくものでない場合、必要以上に体に大きな負荷がかかって体調を崩してしまう可能性もあるので、注意が必要です。
所得税の負担が増える
日本には累進課税制度というものがあります。稼いだ金額が上がれば上がるほど、国に支払わなければならない税金の額も増えるので、副業をガンガンやるというのもあまりお勧めはできません。
本業の分の税金にプラスして、副業の方でも税金を支払わなければならないので、結果的に多くの本業だけよりも負担が大きくなる…なんて言う場合もあるのです。
うまく本業とのバランスを取りながら、負担が増えすぎないように調整する必要があります。
副業でも、年間20万円以上利益を得ている事業に関しては税金が課せられるので、その点を考慮して副業の割合などを決めていくと良いでしょう。
うまくバランスをとることができれば、利益が増えて気持ちも楽になります。
会社にバレる可能性
副業は基本的に会社に許可をとってから行うようにしましょう。
副業が許されている会社であればさほど問題はありませんが、日本にはまだまだ副業を禁止している企業も多いものです。
禁止されているからといって内緒で副業を行う人もいますが、副業の確定申告などをすると、会社にバレる可能性が高くなります。
年収20万円以下の副業であれば確定申告の必要がないのでバレる可能性も低下しますが、それでも気になってしまうでしょう。
会社にばれてもいいや、と思って軽い気持ちで副業を始める人もいるかもしれませんが、副業禁止なのに副業をしていることがバレてしまうと、契約違反ということで重大な罰が課せられることもあるので注意が必要です。
場合によっては解雇などもありうるので、副業をしたいと思ったらまず、直属の上司に相談してみると良いでしょう。
副業が企業で禁止される理由は?
現在は、規則で副業を禁止している会社がほとんどです。許可を取ればOKなところや全面的に従業員の自由としているところもありますが、まだまだ規制されているところが大半なのです。
では、企業はどうして従業員の副業を禁止しているのでしょうか。
まず、社員の「働きすぎ」を懸念するためというものや労働時間の把握が困難になること、また会社の情報漏洩のリスクを考えてのことという3つのポイントが挙げられます。
本業以外に副業を持つということは、従業員が過剰に働いて体調を崩してしまう可能性があります。そうなると会社にとっても打撃となる場合があるので、その点を懸念しているのでしょう。
また、他の会社で働くことになれば情報をうっかり漏らされる可能性もありますし、複数の会社で働いているということは、労働時間を管理するのが難しくなります。
このような点を踏まえて、止むを得ず副業を禁止する企業が多いのです。
・従業員の働きすぎの懸念
・労働時間の把握・管理
・情報漏洩リスクの軽減
副業をするときの注意点
副業をする際には、気をつけなければならないことがいくつかあります。複数の仕事を持つことで自由がきく時間が少なくなるので、しっかりとスケジュールを管理することは非常に重要です。
うっかりしていてダブルブッキングになってしまうと、双方の会社に迷惑をかけてしまうことになります。
基本的には本業優先で動き、手が空いているタイミングで副業に時間を割くようにしましょう。
また、副業では年20万円未満の収入であれば確定申告の必要はありませんが、20万円を超えた場合には確定申告をしなければなりません。
手続きには手間がかかることもあるので、早めに動くことが大切です。
おすすめの副業
副業をする場合には、本業に支障が出ないように、体力的にも精神的にもさほど負担がかからないものを選ぶのがポイントです。
副業選びも大切なポイントですが、おすすめなのが、スマホdeマネーというもの。
これはスマホ一つで、登録するだけで簡単に行うことができる副業です。
特にゲームが好きな人にはおすすめで、月収1000万円を稼ぐことも可能なサービスです。
登録は無料で、どこでも仕事をすることができるので、本業のスキマ時間にもぴったりとなっています。
ちなみに、他の副業についてはおすすめの副業の記事をご一読ください!
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【まとめ】副業とは
副業は、本業とは別で行う負担の少ない仕事のことです。副業を行うことで収入面でも安定しますし、スキルアップを図ることができるのでメリットはたくさんあります。
しかし副業を禁止している会社もあるので、きちんと相談しながら行うことが大切です。
紹介したおすすめの副業もぜひ取り入れて、より充実した生活を手に入れましょう。
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